管理者養成学校を見学しました。

成長発展委員会で2008年11月13日、富士山の麓にある「管理者養成学校の「管理者養成基礎コース=通称:地獄の訓練」の13日目を見学した。

委員会内の参加メンバーは、前嶋さん、吉野さん、小松さん、石原さん、左の写真には写っていないが、鈴木勝博さん、それと安池であった。

白い服を着られた当校元橋康雄校長先生と当日ご案内いただいた女性の執行さんも写真にご一緒いただいた。当校のある場所は、左上にかすかに富士山が写っているが、とても気持ちの良い環境であった。

成長発展委員会の前島委員長や、前嶋さんの会社の方がこの管理者養成学校の研修の卒業生であり、とても良いとの話から今回、こちらの研修を見学させていただくことを、成長発展委員会の行事として行うこととなった。

本日は、昼12時30分から見学をスタートして、管理者養成基礎コースの13日目、昼礼、決意3カ条授与を見せていただき、バスで移動して、自然の村で訓練の説明を受け、再度本校に戻って、卒業試験である「私の抱負」の試験風景を見学させていただいた。

その後、幸運にも創業者である元橋康雄校長から学校説明を聞かせていただいた。
管理者養成学校を運営する株式会社社員教育研究所さんは、昭和42年3月、設立され、その後今日に到るまでの長い歴史を有する。
昭和54年4月に「管理者養成学校を東京の代々木にて開校し、同年6月に千葉県館山市にて「地獄の訓練」の第1期をスタートしたそうだ。

その後、1度も休むことなく、毎月2回、年間24回、今回が706期の「管理者養成基礎コース=通称:地獄の訓練」が継続開催されている。その間、指導方法も少しずつ時代の変化に対応して変化していったと校長先生は振り返った。しかし、こだわりが非常に強く、カリキュラムについては変化なしと言い切る。

14項目の通称:恥のリボンを身につけ、1つ1つクリアーしてリボンを教官からはずしてもらい、全てクリアーして卒業というシステムである。教官は受講生の成長を心から願い、あえて鬼となる。非常に形相も、指導する言葉にも迫力と厳しさが満ち溢れている。

教官が所属するのは指導部という部署で、受講生が1つずつ課題をクリアーする為に試験を受けるが、こちらの試験は、審査部という部署に所属する教官が受け持つ。あえて部署を変えてあることで、指導部の教官は受講生と共に必死になり、受講生がクリアーできる様に逆に鬼となることが出来る。2つの部署には全くの妥協を許さない緊張感がある。良く出来た仕組みであると感心した。

14項目のリボンがはずれないと卒業が出来ない。13日間で平均で20%しか卒業できないそうだ。校長先生は「だめなものはだめ、いい加減な形で受講生を帰すことこそ、送り出してくれた会社の社長様に失礼だ!」という。確かにそうだと思った。13日間で卒業できないと14日目から3日間の再受験期間があり、ここでもクリアーできないと参加証のみで卒業証書は授与されないと聞く。

この日本でも類のない研修システムで29年5ヶ月も継続し、今や33万人の卒業生を抱える学校である。その内10万人が「管理者養成基礎コース」の卒業生だそうだ。

会社から部門を任された人が、しっかりとした人間力を持ち、組織人として、管理者として、ある意味経営者として自律することが大切であることを説明する。知識とは知るようになることであるが、知ってそれを正しく使い、組織を動かすためには、訓練が必要であり、その訓練を徹底的にやっているということである。

校長先生のお話は非常に熱が入り、「半端な気持ちでは社員さんは育たない」「同じ価値観を社員全員で共有する」更に「社内に教育するのは社長しか判断できない。これを大切にする会社が優れた会社である」と連続して私の心に響く言葉飛び交った。そして「わが社とて同じ、社員である教官の質の向上が、研修の生命線」と説明を受けた。

見学の最中にも、元橋校長と共に創業者である訓練開発者である財部一郎先生が教官を真剣に指導する場面も幸運にも拝見することができた。財部先生もオーラと気品を感じる方であった。

非常に厳しい中に、校長先生の必死になってこの学校と共に歩んだ迫力と徳の高さを感じつつ、我々はこの学校を後にした。
学校を後にしても、このコースの主題歌であるセールス鴉の歌(当社HPへリンク)が耳から離れなかった。

◎こちらの「管理者養成学校」への研修等を受けてみたい人はこの
  管理者養成学校の営業担当者の執行(しぎょう)さんの携帯090-4548-5796までどうぞ。

(ちなみに私はこちらの学校のセールスマンではありません。とても良かったので・・・)

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前嶋委員長が懇親会の会場として富士市内で案内いただいたのが韓国料理店「李家」である。
なんと、1つ1つの料理がおいしいこと。実は偶然にも1週間前に私はこちらのお店の「チャンジャ」が本当においしいと思って
電話で注文したばかりこのお店には、1度来たいと思っていたが偶然にも、前嶋さんに連れていただいたので、
こちらも感動した場面であった。前嶋さんの会社の宮幡さんと、平岡さんと赤池さんが、追ってきていただき、懇親会も
非常に盛り上がった。