同志社グリークラブの先輩と静岡で打ち合わせ

8d15987e.JPG今年5月25日に京都で開催された同志社グリークラブOB会の総会にて私は、現役支援の5カ年計画担当の副理事長を受けることになり、自分なりに一生懸命お役に立とうと思っている。

同志社グリークラブは私にとってかけがえのない故郷であり、その合唱団に所属していた経験が私の人生を大きくよい方向に導いてくれたと感謝している。

今回、大阪から昭和59卒団の須藤彰治先輩が、お勤めの会社の研修で静岡にお見えになり、お仕事が終わった後にお声かけ頂き、現役支援の5カ年計画プロジェクトの件について、打ち合わせをした。

現役時代、須藤先輩は学生指揮者でグリークラブとしての音楽性を高める責任者であった。私が平成元年卒団で5年先輩に当たるので、学生時代のクラブ活動では1年違いで私が入部する前の年に卒団されたわけである。

私は東西四大学合唱演奏会と定期演奏会担当のマネージャーとしてグリークラブの運営面を支えていた立場であった。音楽性を高める技術系と運営を担当するマネージャー系がクラブを車にたとえると両輪に当たり、この連携なしには成り立たない。

今回、現役支援の5カ年計画のチームでご指導いただくことになったが、須藤先輩のグリークラブへの思いを聴き、私の思いもお伝えし、本当に心強い気持ちになった。大学で学生生活の大半をグリークラブに打ち込んできて本当に良かったと実感できた数時間であった。学生時代の貴重な経験を与えてくれたグリークラブは、まるで相当に器の大きな人であり、我々を包み色々なメッセージを投げかけ、我々の人間性を磨いてくれた親のように思えてならない。

また、他に例えるとすれば、合唱と言う音楽のすばらしさを世の中に発信している100年続く京都の老舗という見方もある。100年も続くと時代の変化の中で、嵐もあり地震もあり、経済変化の波にもさらされてきた。その老舗がまた新たな100年を刻んでいる中で、進むべき方向性を再確認したり、理念やビジョンを多くの熱い思いの関係者と語り合い、来るかもしれない地震に備えて耐震補強をし、同志社グリークラブが永久に続いていくよう歴代のOBが願い、現役の活動を見守っている。

今後は京都で6月28日・7月21日にOB会の運営理事会が開催される予定で、8月に昨年に引き続き現役とOBの合宿を開催したいと現役グリークラブに相談している。5ヵ年計画プロジェクトの関係で昭和52年の山下先輩や平成5年卒の林さん、私に須藤先輩、平成14年卒の島本さんの5人で一度、会いたいですねと言うことになった。

須藤先輩から早速メールが届いた。
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安池君へ
 
本日はご多忙の中、ありがとうございました。
四年間という区切りの中で過ごしてきた私達ですが、その枠に捉われず、我々卒団生は幅広く交流し、一体となって力を発揮することが必要な時期が、まさに来てると感じています。川の流れはどんなに長くとも繋がっているのです。必ず繋がっているのです。20年会や10年会、合宿、ひとつひとつ力を合わせて実現させていきましょう。悩みつつも闘い、崇高な音楽の創造をめざす姿、スピリットの存在。それが同志社グリークラブの証であり、名門たる所以だと私は考えています。
 
今日は本当にありがとうございました。改めて連絡申し上げます。
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須藤先輩!本当にありがとうございます。今後ともよろしくご指導ください。