「人生は手帳で変わる」という本の紹介

41J0SFSMHHL._SL500_AA300_.jpg

私は、「人生は手帳で変わる」という本を読んで
自分の価値観の抽出をする事ができた。
この本には、とても感謝している。
この本は、1日少しずつ書き込む「ワークシート」形式に
なっている。

内容だが、全体を通して、セルフコーチングの形式に
なっていると感じた。

例えば、「あなたの尊敬する人は誰ですか?」というような
質問に答えて書き込んでいく。

私は、徳川家康と記入した。
「では、なぜその人物を尊敬するのか?」を考える。

私は、戦国から安土桃山といった戦争が絶えなかった
不安定な世の中から、戦争のない約260年間の平和な
江戸時代が長く続く仕組みを作り上げたからと答えた。

上記文章の中のキーワードが隠されている。
文中の中で自分が気になるキーワードは
「長く続く仕組みを作り上げた」である。

私は、安池家の12代目として家を守りたいという
気持ちがあるが、その気持ちの中で
「長く続く仕組みを作り上げた」徳川家康
尊敬していたのだ。

では、その仕組みだが、「参勤交代」「武家諸法度
朱子学を学問の基本とした事」などなど、家康は
自らのブレーンを使い、工夫して戦略を立てて
日本に平和と安定をもたらした。

・・・と深堀りしていくとまた、キーワードが出てくる。
「工夫して、戦略を立てて」

このような形で、キーワードを抽出する。
ちなみに人を尊敬する→あの人のようになりたいという
気持ちが裏にあり、その人をなぜ尊敬するかの答えに
自分がどのように生きたいかのヒントとなるキーワードが
隠されている。

さて、「あなたの価値観は何ですか?」と質問されても
答えにくいが、「あなたの尊敬する人は、誰ですか?」の
答えは出てきやすい。
「では何故その人を尊敬するのですか?」の答えに
価値観のキーワードが隠され、
そのキーワードの説明をする事で、価値観が出てくる。

この本(人生は手帳で変わる)の中に
沢山の質問が書かれていて、その質問に答えていくと
自然に、自分の価値観が抽出されるのである。

出てきた価値観をもとに人生の目標を立てて
時間軸のなかに落としていく。

5年後に○○をしたいと目標を立てた場合、
年間、月間、週間、一日と工程表を
作っていく作業になっている。

それを手帳に書いてスケジュール管理すれば
「人生は手帳で変わる」という事である。

皆さんも是非やってみてください。
面白いと感じると3週間もかからずに
読み終えられると思いますよ。

ご購入はアマゾンで出来ます。