東日本大震災から2年

20121118_915699.jpg
            (奇跡の一本松の写真です。)

今日で、東日本大震災から2年経った。
私は、2年前の午後2時46分、静岡市葵区の自宅座敷で
保険の営業の方と話をしていた。

ゆらゆらと数分間、横ゆれが続いた。
テレビを見ると、現実の映像とは思えないような
津波が大きな川を遡って押し寄せ、避難する車が
津波に飲み込まれる映像が映し出された。
とても、現実の映像とは思えない、まるで
恐ろしい映画でも見ているように感じた。

福島の東電原発の事故も日本の原子力行政の
想定を大きく覆し、大惨事を引き起こした。
今日は、ニュースでもこの2年を振り返る
話題が多かった。
震災で被災された、またお亡くなりになられた
方々の冥福をあらためてお祈りした。

東海地震が来ると言われ既に約40年経った。
更に浜岡原発を抱える静岡県は人ごとではなく
大胆な対策が急務とされた。
その結果、新東名高速が開通した。
東海地震発災時、日本の交通大動脈である
東名高速が東西で切断されたら
日本全体に大打撃になる事、静岡県陸の孤島
するという事もあり、通常ではあり得ない
スピードで開通を見た。

私も、社会福祉法人の団体の視察に参加し
浜岡原子力発電所を見学した。
当時は、18mの防波堤を建設する計画であったが
国の津波想定の高さが上がった事を受け
22mに高さを上げる事となった。
見学した際に感じたのは、津波の対策はしているが
北朝鮮のミサイルに対する対策は?
という質問に対しては自衛隊頼みであるようで
予想した通り、ミサイルに耐える強度をもった
建物ではないと言う事であった。

安倍政権になり、少しずつ、色々な事が進むように
なってきたが、復興をスピードアップしてもらう事
震災前より、素晴らしい街創りをしてほしい。
高台移転の簡素化、被災地にいつ頃戻れるのかの工程表が
示されると安倍総理が宣言した。現実にそうなってほしい。
しかし、原子力エネルギーにまだ、頼っていく姿勢を
変えていないことが、残念な気がする。
思い切って自然年ルギー政策に舵を切ってほしい。

今こそ、日本人の底力が試される時、
   「がんばろう!日本」